緑青がふいてきました

毎日、見ていますと気付かないものですが、先日、神社の者がご本殿の屋根が緑青(りょくしょう)ふいてきたね、と話していましたので、写真撮影してみました。少し緑がかってきていますよね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

緑青とは、銅が、酸素、二酸化炭素、水分、塩分などと反応し金属上に生成される青緑色の銅塩のことです。銅板葺きたては金ぴかでして、しばらくすると銅色に落ち着きます。ご本殿は平成14年に葺き替え工事を行いましたので、13年くらいでようやく緑青がふいたことになります。緑青がふくことで、内部を守る作用も働くとのことで、これで本殿も安心して神事を行うことができます。

ちなみに、平成26年に葺き替えたばかりの白波稲荷神社の屋根は現在こんな感じです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

まだまだ銅色。それにしても色彩鮮やかですね。これらの工事はすべて皆様方のご寄付によって行われました。本当にありがとうございました。

2016-03-06 | Posted in お知らせ

関連記事