靖國神社についてのお話①

前回ご報告した通り、靖國神社を参拝しました。権宮司さんがご対応くださり、靖國神社を取り巻く環境についてお話しくださいました。

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「昨年の11月ごろから、戦後70年を迎えるということで神社界、仏教界など宗教関係の参拝が増えている。この5月6月はこれまでで一番多くの参拝者が訪れられた。お参りされる層は70代が多く、戦地に実際出向かれた方や、未亡人などが減り、遺児や甥っ子、姪っ子などが参拝されている。一方で、次の世代にも靖國神社を伝えていこうとする取り組みが理解されず、御祭神が認識されないまま神社に足を運ばれる方も多く、本殿にお参りもされないのでイベントの一つと勘違いしているようだ。伝える難しさを実感している」

英霊が祀られている場という理解が進まず、イベントスペースのような感じだそうで、この7月の祭りから露店を廃止し人出が約4割減ったが、ご遺族などが混雑に見舞われることなくお参りできるようになったそうです。

次回は遊就館見学レポートをさせていただきます。

2015-09-22 | Posted in お知らせ

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