白波稲荷神社前の桜が…
当社境内社の白波稲荷神社前の桜が尼崎城の開宴を祝うかのごとく満開になりました。このしだれ桜は昨年、学生王者に輝いた関西学院大学アメリカンフットボール部の保護者の皆さんが優勝記念植樹してくださったものです。
ところで、白波稲荷神社のご由緒をご存知ですか?
このお社は、尼崎城内本丸(牡丹の間北側)に鎮座され、御城主が常に城内・城下の安寧をお祈りになっていた神社です。尼崎城下を再現した模型にもお社らしき建物があり、私勝手にそれが白波稲荷神社だと確信しております(笑)。明治2年廃藩の際、松平(櫻井)忠興公が建物など遷座にかかる諸費用すべてを負担され、貴布禰神社境内に遷座されました。現在の社殿は昭和12年に改築されたもので、平成25年にお屋根替えなどを行いました。
尼崎城見学を終えられましたら、お殿さまの気持ちになって白波稲荷神社にお参りください。お待ちしております。