尼芋奉納祭のお知らせ③
10月30日（日）午前10時から行われる尼芋奉納祭。今年で13回目を迎えますが、神事が行われるようになったきっかけをご紹介します。
我が国では、むかしから秋の収穫を感謝する神事が大切に行われてきました。皆さんのお近くの神社でも秋祭りが行われていると思いますが、このお祭りはお米の収穫に感謝する神事が起源です。
尼いもの復活に取り組んできた皆さんも、いつしか芋の収穫に感謝するお祭りを行いたいと考えるようになられ、ご相談を受けたのが始まりでした。当社は昔から都市に鎮座する神社なので、秋祭りはありませんでしたから、受け入れをさせていただき、どうせ行うなら多くの方に神事にも触れてほしいと、どなたでも参列いただける尼芋奉納祭を行うこととしました。
神社の世話人さんはもちろん、尼いも関係者、敬神婦人会、園田学園の女子大生、育成調理師専門学校の高校生、日ごろ神社でお茶のお稽古をされている木曜会さん、尼崎商工会議所などなど、実に様々な方にご参列いただいています。究極は地元が生んだスター、「ガサキング」による参列者代表玉串。新しいお祭りだからこそ、慣例を打ち破って神事が行われているのも見どころの一つです。
