遷座三百年記念祭の続報②
今回は記念祭で奉納していただいた口笛演奏についてです。
奉納してくださったのは関西学院大学4年生の中田成実さん。中田さんは平成24年4月にアメリカ・ノースカロライナ州で行われた口笛の世界大会「第39回国際口笛大会」のティーンエイジ部門で優勝された実力の持ち主です。宮司が関西学院の出身ということで、学院同窓会の集まりで中田さんのことを知り、出演を依頼しました。
実は中田さん、この時期は就職活動中ということもあり、正式にOKを頂けたのが5月の終わりでした。それから、演奏の際の服装のことや、曲の種類、音響のことなど打ち合わせをさせていただき、当日は巫女装束でご奉納くださいました。
1曲目はCD伴奏で「私のお気に入り」。口笛での鳥の囀りは本当にそこに鳥たちが集っている様子です。
そして2曲目はオルゴール伴奏で「花は咲く」。
オルゴール演奏は右手でレバーを回しながら、口笛を吹くという離れ業で、口笛の高音も見事でした。
参列してくださった皆様も、神前での口笛に驚かれつつ、神事終了後には「口笛素敵でしたね」と感想を沢山頂戴しました。
実は中田さん、巫女の装束を着るということ作法も大変気にしておられ、神事前のリハーサルでは口笛のことよりもそのことで緊張されていたようです。ご両親も姫路から駆けつけられて、娘さんの晴れ姿をご覧なっておられました。中田さん、素敵な口笛演奏奉納ありがとうございました。
2015-06-16 | Posted in お知らせ